低予算でも「釣れる体験」はしっかり味わえます
釣りはお金がかかる趣味と思われがちですが、工夫次第で低予算でも十分に楽しめます。
今回実際に行ったのは、テトラポット周りでのブラクリ穴釣りです。
結果として、初心者でも短時間で魚のアタリを感じ、釣りの楽しさをしっかり味わうことができました。
「まずは魚を釣ってみたい」「できるだけお金をかけずに始めたい」
そんな人にとって、ブラクリ穴釣りは良い足がかりになる釣り方だと感じています。

自然を相手にする準備
滑りにくい靴とライフジャケット: テトラは滑ります。スニーカーと命を守る装備を忘れずに。
無理をしない「最大の勇気」: 波や風が強い時は「大好きな釣りを続けるため」に身を引きましょう。
ゴミは必ず持ち帰る: 釣り場を守るために、ダイソーの袋などでゴミを持ち帰りましょう。
低予算で手軽に始められるのが魅力の穴釣りですが、釣り場は「自然」そのものです。以下の準備は、楽しく釣りを続けるための「命を守る投資」として必ず確認してください。
1. 滑りにくい靴とライフジャケット
テトラの上は非常に滑りやすく、一歩間違えれば転落の危険があります。サンダルや底のツルツルな靴は絶対に避け、履き慣れたスニーカーを選びましょう。また、万が一に備え、ライフジャケットの着用を強く推奨します。
2. 無理をしないという「最大の勇気」
今回、私も波が出てきたタイミングで早めに切り上げました。「まだ釣れそう」「せっかく来たから」という欲は、海の事故の大きな原因になります。
- 波がテトラに当たって飛沫(しぶき)が飛んでくる
- 風が強くて立っているのが不安
こう感じたら、迷わず終了しましょう。万が一怪我をしてしまって、大好きな釣りが二度とできなくなる……なんてことにならないよう、無理をせず身を引くことも大切です。 安全に帰宅することまでが「釣り」の一部だと私は考えています。
3. ゴミは必ず持ち帰りましょう
釣り場を守るために、ブラクリのパッケージや糸くず、余ったエサの容器などは必ず持ち帰りましょう。私はいつもダイソーのビニール袋をポケットに入れ、ゴミを残さないようにしています。こうした小さなマナーの積み重ねが、未来の釣り場を守ることにつながります。
低予算でそろえた今回の釣り道具と費用
今回使用した道具と費用は以下の通りです。
| 道具 | 詳細 | 費用 |
| ロッド | ダイソーコンパクトロッド(130cm) | 700円 |
| リール | ダイソーリール(2000番) | 500円 |
| エサ | アオイソメ(300円分) | 300円 |
| 仕掛け | ブラクリ3号 | 約300円 |
| 合計 | 約1,800円 |
この金額で「実際に釣れる体験」までできるのは、初心者にとってかなり魅力的だと感じました。

ブラクリ穴釣りのやり方はとてもシンプル
やり方は難しくありません。
テトラポットの隙間にブラクリ仕掛けを落とし、底を取ってそのまま待つだけです。
アタリがあれば、軽く合わせて引き上げます。
複雑な操作が不要なので、釣り初心者でも迷わず始められる点が大きなメリットです。
ブラクリ3号で狙える魚たち
「こんなに小さな仕掛けで本当に釣れるの?」と思うかもしれませんが、実は逆です。3号というサイズは、堤防にいる多くの魚にとって「最も警戒せずに食べられる一口サイズ」なんです。
実際に3号でよく釣れるのは、こんな魚たちです。
- カサゴ(ガシラ): 岩の隙間に潜んでいる、ブラクリ釣りの主役。
- メバル: 堤防の壁際に浮いていることが多く、3号なら自然な動きで誘えます。
- アイナメ・クジメ: 底をトントン叩いていると、強烈な引きで楽しませてくれます。
3号は仕掛け自体がコンパクトなので、魚が違和感を感じにくく、パクっと深く飲み込んでくれる確率が高いのが大きなメリットです。

「とりあえず1匹」を叶えるエサの付け方とポイント
3号のポテンシャルを最大限に引き出すために、使い方のコツを2つ紹介します。
① エサは「小さく」付ける
初心者がやりがちな失敗は、エサを大きく付けすぎてしまうこと。アオイソメなどの虫エサなら、針の大きさに合わせて2〜3cmくらいにカットして使いましょう。長すぎると、魚がエサの端っこだけをかじって逃げてしまいます。

② まずは「足元」を徹底的に狙う
遠くに投げる必要はありません。まずは自分の「足元の壁際」や「岩の隙間」にそっと落としてみてください。3号は「底を取れる重さ」と「根掛かりしにくい軽さ」のバランスが最高なので、狭い隙間も安心して攻めることができます。

実際に釣ってみた結果
朝、釣具屋でアオイソメを購入し、現地へ向かいました。
テトラポットの隙間にブラクリを落とし、底を取ってしばらく待つと、ものの数分でアタリがありました。
最初に釣れたのはイソベラでした。
いわゆる本命のカサゴではありませんでしたが、初心者でもすぐに魚が釣れたことで、釣りとしての手応えは十分に感じられました。

イソベラは食べられる?実際に食べてみた感想
イソベラは地域によっては外道扱いされることもありますが、食べられる魚です。
今回は煮付けにして食べてみました。
食感は水分が多く身が柔らかいため、ややべちゃっとした感じでした。
正直な感想としては、好みが分かれる魚だと感じました。
次回は、焼いて水分を飛ばした場合にどうなるのかも試してみたいと思います。

ブラクリの重さは3号基準がおすすめな理由
釣りを続けているうちに、徐々に波がうねりはじめました。
うねりがある状況では、仕掛けが軽いと沈んでも流されやすく、テトラポットの奥に入り込みやすくなります。
ただでさえ根掛かり前提の釣りなので、軽すぎる仕掛けは余計に根掛かりしやすくなると感じました。
今回はブラクリ3号を使用しており、波が穏やかなうちは安定して使えました。
波が穏やかな日であれば、ダイソーのブラクリ2号(100円)でも十分可能です。
ただし、波が出たときに備えて3号を基準に考え、余裕があれば重さ違いを持っておくと安心です。
※ブラクリは1セットに3つ入っているものが多く、予備としても使いやすい点も魅力です。
波も出てうねりも強くなってきたので無理せず終了
この日は次第に波が荒くなり、テトラポットの穴釣りでは波しぶきを被り始めました。無理に続けるのではなく、「今日はここまで」と安全を第一に判断して終了しました。 初心者の方には、こうした「無理をしない判断」も大切だと改めて感じた釣行でした。
海が荒れてきたら「4号」にチェンジ!
穏やかな日なら3号が最強ですが、今回のように「風が強くなった」「波のうねりで仕掛けが流される」という場面は必ずあります。
3号を使っていて「底についた感覚(着底)」が分からなくなったら、それは仕掛けの重さを上げるサインです。そんな時は、ワンサイズ重い「4号」を準備しておくと、釣りを続けられる可能性が広がります。
次回は、うねりがある日の救世主「ブラクリ4号」への切り替えタイミングと活用術について詳しく解説します。
低予算でも釣りは十分楽しめる
今回のブラクリ穴釣りを通して感じたのは、
「まずは釣ってみる体験」をするだけなら、必ずしも高価な道具は必要ないということです。
低予算でも魚のアタリを感じ、釣り上げる楽しさはしっかり味わえます。
これから釣りを始めてみたい人にとって、ブラクリ穴釣りは良いスタートになる釣り方だと思います。
まずは無理のない範囲で、楽しみながら挑戦してみてはいかがでしょうか。

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